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Sagami's Hiki - iPaq h4150 Diff

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*!れびゅ〜
!!!導入
どこかで企てられたと思しき陰謀により、h4150を知人より購入することと相成った。
持っていながら使わないとか購入したものを転売するのは趣味ではないので、
周辺機器すら終息してしまっているJornada568の後釜とすべく検証中である。
以下は利用における私見を書き連ねたものである。
内容についてはメーカーその他いかなる権益団体との関連もないことをここに明記する。
!!!私見
!!!!!筐体
昨年よりhpの低価格戦略(といっていいのかどうかはわからないが)の中心となったiPAQ19xxシリーズと同じ曲線を主体としたデザインをしている。
一見した形のイメージが似ている為、名機PalmVと比較されることが多いが、実は厚み以外はh4150のほうが小さい。
手に痛い部位がほとんどないため、ハンドリングはかなり良好とは言えるのだが、
私にはもう少し幅があったほうが持ちやすいように感じる。(微妙な差ではあるが)
また、この大きさに詰め込むためか、赤外線ポートの位置が変(下部)なことやバッテリの外し辛さなど、実際に単独利用するにはいささか問題がないわけではない。
とはいえ、同種のデバイスと同等の機能をこの薄く小さい中に収めきったことは素直に素晴らしい。
!!!!!付属品
スタイラス2本、充電/シンクロ用クレイドル、ACアダプタ、CD-ROM、説明書、ソフトケースといったところ。
おそらくはこれが一般的なPocketPCの付属品か。
クレイドルや細く短いスタイラス、わざわざアダプタをつけなければ直接充電できないACアダプタは正直どうにかして欲しいものだが、とりあえず必要なものが揃っているのは助かる。
ソフトケースは今ひとつ。というか、外部オプションを考えていないこの筐体にはT|T3系のフリップカバーかPalmV系のハードケース的なものが一番良いと思える。
!!OS!!!OS
WindowsCE4.2をベースとしたPocketPC2003を搭載。
とはいえ、見た目はCE3.xを積んだPocketPC/同2002とほとんど変わらない。
気が付かないうちにタスクが立ち上がりすぎて爆遅になるところまでも。
最大の特徴である広範囲なデバイスサポートは更に磨きがかかっていると想像がつくが、
それ以外のところでは違いがわからないか、下手をすると悪くなっているというのが正直なところ。
ただし、私の勝手な予想と反して旧版アプリケーションはかなりの数がそのまま動作する印象。
どこかに仕様の変更があったのか、起動・動作時は正常に見えても終了時に問題がおこるものも存在するが。(例:えここでふぁいと!等)
!!!!!母艦接続
標準でクレイドル(USB)、無線LAN、BlueTooth、赤外線での接続に対応している。
ActiveSyncの2台までの母艦登録数制限という面妖な仕様のためか、
最初にUSBまたは赤外線でパートナーシップを結ばなければならないところは今までと変わらない。
昔から使っている人たちからは速くなったとの感想をそこかしこで聞くが、
HandEraのLanSyncに慣れたこの身には前述したパートナーシップの件やOutlook偏重、しつこく常駐する仕様など
最も改善して欲しいところではある。
!!!!!ネットワーク接続
当然のごとくWindowsNetwork(LanManager)との親和性は高い。
無線LANであればコンピュータブラウズこそ出来ないものの、UNC名を指定すればクレイドルを探す必要もなくファイルを入手できたりするし、
BlueToothファイル共有やSyncもきちんと設定できれば安定する。
この辺はh2210では怨嗟の声をよく聞くところだが、さすがにTIといったところか。
Mioのように無線/BlueToothが排他になっていないところも細かい点ではあるがプラスポイント。
問題はBlueToothそのものの設定(プロファイル)が非常に分かりづらいことか。
特にネットワーク接続overBlueTooth等はよく分からない。
この機体の問題というわけではないが、もう少し情報が欲しいものである。
!!!!!オプション品
!!!MicroKeyboard!!!!MicroKeyboard
純正の取り付け型キーボードだが、日本hpでは販売していない。
当然のごとくドライバは英語版のみ。現状ではローマ字入力は通常通り利用できる。
Fnキーを2つつけて一般キーを減らした故か、クリック感もきっちりあって見た目より打ちやすく感じる。
問題としては、h4150に取り付けるといささか不恰好になってしまうこと、
(これは個体差かも知れないが)Fnキーとのコンビネーションが今ひとつ反応が悪いこと、
特殊キーのカスタマイズが出来ないことである。
前二つはともかくとして、カスタマイズが出来ないのはキーボードをつけっぱなしにして利用することを考えるとかなり厳しい。
現状ではJKXも利用できないようなので、何らかの手段をとる必要があるだろう。
せめてJornada568用のPocketKeyboard+JKX程度の使い勝手には持ち上げたいものである。
!!!!!速度
PXA255/400MHzを搭載しており、動画再生とかゲームを含め個々のアプリの実行性能は非常に高い。
(外部メディアが絡むと足を引っ張る場合があるようだが。これは安物のSDを使っているせいだろう。)
が、いまだに突然前触れもなく遅くなることがあるため実際の使用感としてはもう少し。
おそらくメモリ絡みだろうが、タスクマネージャもない状況では
普通に使っている時にリセットするか待つかという状態はいささか心臓に悪い。
CE4.0でこの辺がもう少し解消されていることを期待していたんだが。。。